今回はちょっとマニアックなお話です。
メガネを普段使用されている方、メガネ好きな方はいろんなデザインのメガネフレームがあるのをもちろんご存知かと思います。
また、メガネは様々なパーツで構成されているのですが、その中でも今回は『メガネの鼻パッド』のお話です。
実は鼻パッドにも様々なデザインや機能があるんです。
皆様のお顔にメガネを支えてくれている鼻パッドのご紹介です。

■そもそも鼻パッドって

鼻の高い人の多い西洋から、日本にメガネが伝わったあとに日本人が発明したといわれています。
理由としては眼とレンズが近づきすぎてしまい、まつ毛が当たるからとか。

現代のメガネフレームやサングラスでも海外で販売されているものと、日本国内で販売されているものでは、鼻あての部分などの作りが違うものもあります。
アジアンフィットなどと呼ばれているモデルです。
海外旅行先などで購入したサングラスがズリ落ちてくる、レンズがほっぺに当たるなどの場合は海外向けの作りになっていることが多いです。

この鼻パッドですが用途としては眼とレンズの距離を適正な幅で保つという効果。
あと、メガネがずり落ちてこないように支えてくれる効果あります。
一般的な作りとしてはネジ一本で止まっているので、簡単に交換が可能です。
肌に直接触れる部分なので、傷んできたり、変色してきたら交換時期です。

鼻パッド汚れていませんか?裏側に皮脂だったりが溜まって黒ずんでいたりしませんか?
緑青だったり、黄ばんできたりしていませんでしょうか?
鼻パッドを新しくするだけで結構メガネの見た目も蘇るので、ぜひご確認ください。

■鼻パッドを見ればメガネが分かる

まずは色々なブランドのメガネの鼻パッドをご紹介していきます。
各メーカー、フレームデザインだけではなく鼻パッドのデザインにも力を入れています。
自店にて取扱いしているブランドなら、鼻パッドを見るだけでどこのメガネかだいたい分かります。

ブランド鼻パッドその1 シャルマン製

こちらはラインアートなどで人気のシャルマン製の鼻パッドです。
ちょっと変わった形状になっています。
軽くて掛け心地を重視しているラインアートなので鼻パッドもそんなに大きくなく、顔の真ん中でも目立たないデザインですね。

ブランド鼻パッドその2 コーチ

こちらの鼻パッドはファッションブランドのコーチのものです。
ブランド名が内部の金属部分にも刻印されています。
鼻パッドを見ただけでもコーチのメガネフレームって分かりますよね。

ブランド鼻パッドその3 ヴィヴィアンウエストウッド

イギリスのデザイナーズブランドのヴィヴィアンウエストウッドは、ブランドロゴであるオーブが刻印されています。

ブランド鼻パッドその4 ローデンストック

こちらはドイツの老舗メガネメーカー、ローデンストックの鼻パッドです。
ローデンストックは鼻パッドだけではなく、それを留めるネジなどを含めて細かなパーツも専用品です。

各フレームメーカーやブランドごとに、鼻パッドにもこだわりをもって作っていることが分かるかと思います。
形も細いもの太いもの、大きいの小さいの、下が太いの、楕円のものなどなど、様々です。

■交換可能な特殊な機能付きの鼻パッド

各ブランドやフレームメーカー毎の様々な鼻パッドをご紹介いたしましたが、今度は交換可能な汎用のパッドのご紹介です。
素材や形、特殊機能がついた鼻パッドが販売されています。
もしかしたら、メガネのお悩みもパッドを交換することによって解決するかも?しれないです。

シリコン製の鼻パッド

最初からフレームに付属していることもありますが、大抵のメガネが最初はハードパッドと呼ばれるプラスチック製のパッドが付いています。
つるつるしたプラスチック製とはちがい、滑りにくいシリコン製の鼻パッドは摩擦が多いのでメガネをずり落ちにくくしてくれます。
変色やシリコンの傷みによって、交換時期はプラスチック製のハードパッドよりも早くなります

チタン製の鼻パッド

金属製なのでちょっとひんやりします。
傷みにくく汚れもつきにくい、チタンは金属アレルギーも引き起こしにくいので、金属や樹脂のアレルギーの方におすすめです。
お値段は普通の鼻パッドより少々割高です。

特殊その3

■その他の鼻あて改善アイテム

鼻パッドだけでは解決できなかった、鼻への当たり方のお悩みを解決できるアイテムがあるかもしれません。

セルシール

鼻パッドのないセルフレームに使用できます。
鼻盛りと呼ばれる鼻あて部分に貼り付けることができるシリコン製のシールになります。
鼻幅が広いメガネの当たりを狭くしたり、高さを出して眼から遠ざけることができます。
眼とレンズが近くまつ毛があたってしまう、メガネがずり落ちてきてしまう、などの場合にも使えますね。

鼻に跡なシール

名前の通り鼻にメガネ跡がつく方におすすめの、鼻パッドに貼るクッションシールです。
柔らかいクッションになっているので、鼻に跡が付くのを軽減させたり、当たりを柔らかくする効果があります。
シリコンの鼻パッドには貼れないので、ご注意ください。

鼻パッドのないメガネ&サングラス


そもそも鼻に乗らない、鼻あてや鼻パッドのないメガネフレームやサングラスもあります。
こめかみの辺りで固定することができる特殊な形状をしています。
化粧崩れや、鼻あての跡での黒ずみなどを回避するためにできました。
画像はシャルマンのちょこサンとちょこシー。
鼻に乗らないという変わった掛け心地はやみつきになるかもしれません。

鼻パッドはメガネを支える大事なパーツです

簡単にではありましたが今回は鼻パッドを紹介してみました。
今お使いのメガネの鼻パッドもよかったら一度見てみてください。

鼻パッドはメガネを顔の上で支える大事なパーツです。
調整に関してはご自分ではせずに必ずメガネ店で行いましょう。
けっこうおかしな調整を自分でしちゃう方が多いので……

あと、プラスチックフレームで鼻パッドがないタイプなどに後付けをすることも出来ます。
下記のクリングス加工についてをご覧ください。

クリングス加工について