補聴器を付ければすぐに何でも聞こえるようになると思われがちですが、補聴器は文字の通り聞こえを補う医療機器になります。
徐々に聞こえにくくなった音は気付きにくいですが、しばらく聞こえてなかった音が、補聴器によって一気に入ってくると、
『うるさい』 『気になる』
と感じる方が大半です。

補聴器は脳のリハビリとも言われています。
メガネとは違い補聴器は何度も調整ができますので、最初は小さい音から慣れさせて、徐々に音を大きくしていくといった調整をこまめに行っていくこと大切です。

聞こえに不安を感じたら

加齢による難聴の場合、40歳くらいから高音域(キンキンといった高い音)の聴力が徐々に低下していくと言われています。
しかし難聴といっても加齢によるものだけではなく、色々な原因や種類があります。
まずは耳鼻科にてご自身の耳の状態と補聴器の適合が可能かどうか、確認していただいてからご来店いただくことをお勧めいたします。
耳垢が詰まっているだけだった、治療で聞こえが改善したといった例もあります。

メガネのプリンスでは、
お客様が安心して補聴器をご使用いただくために「日本補聴器販売店協会」の禁忌8項目に基づき補聴器を販売いたしております。
該当箇所がありましたら耳鼻科にてご相談下さい。

聞こえの目安

軽度 軽度難聴
25dBHL以上 40dBHL未満
小さな声が聞き取りにくい

中等度 中等度難聴
40dBHL以上 70dBHL未満

高度 高度難聴
70dBHL以上 90dBHL未満
大きな声の会話でも聞き取りにくい

重度 重度難聴
90dBHL以上
耳元での大きな声でも聞き取りにくい

耳の構造と難聴の種類

耳は外耳、中耳 内耳の大きく3つに分けられます。

外耳

外耳は耳介と外耳道によって成り立っていて、耳介は音を集める役割があり、外耳道は集めた音を鼓膜まで送る役割があります。
いわゆる耳の穴の部分の事をいいます。
ここに耳垢が詰まると聞こえに影響する場合もあります。

中耳

中耳は鼓膜と耳小骨によって成り立っていて、鼓膜は入ってきた音によって振動し、耳小骨(ツチ骨・キヌタ骨・アブミ骨)によりさらに振動を増幅させ、内耳の蝸牛へと音を伝えます。

内耳

内耳には蝸牛があり、蝸牛によって振動が電気信号へ変換し聴神経を通じ脳へと伝えます。

難聴の種類

難聴には大きく分けて3つの種類があります。

伝音難聴

外耳、中耳へのダメージにより起こる難聴。
中耳炎や鼓膜の損傷・病気などが原因で音が伝わりにくくなることによる難聴。
医学的に治療が可能といわれている。

感音難聴

中耳よりも奥にある内耳や聴神経のダメージによる難聴。
加齢や病気、長時間騒音下にいることなどが原因の難聴。
医学的に治療が難しいといわれている。

混合性難聴

伝音難聴と感音難聴の両方が合わさった難聴。

こんなことありませんか?

□自動車の中での会話が、よく聞き取れない

□人の話し声が小さいように感じる

□周りの人から、テレビの音が大きいと言われる

□携帯電話の呼び出し音に気付かない事がある。

□人と会話するのが面倒に感じる

該当の項目がありましたら、お気軽にご相談ください。

両耳装用のススメ

より自然な聞こえを実現するために両耳装用がオススメです。
眼で例えると片眼で物を見るよりも、両目で見たほうが見やすくなるのと、距離感もつかみやすくなります。
耳も、片耳で聞くよりも両耳で聞いたほうが沢山の利点があります。

両耳装用の利点

  1. 両耳から音が入るので、音がどこから来ているのか方向が捉えやすくなります。
  2. 片耳だけ大きな音を入れるより、両耳に音を分散させたほうが疲れにくくなります。
  3. 騒音下での会話が聞き取りやすくなります。

加齢による難聴の場合、両耳が徐々に下がっていることが多いため、片耳だけ高額な補聴器を装用するのであれば、予算内で両耳に装用していただいたほうが快適に使っていただける場合が多いです